運転開始から40年を超える福井県内の老朽原発3基について、原子力工学の研究者らでつくる同県原子力安全専門委員会(委員長=鞍谷文保・福井大教授)は9日、安全対策を評価する内容の報告書案を大筋で了承した。
関西電力が同県内で再稼働を目指す老朽原発は高浜1、2号機と美浜3号機。
報告書案は3基について、非常時の電源確保策などのハード面、緊急時の対応訓練などのソフト面の両方で改善が図られた、などと評価した。委員会は近く、同県の杉本達治知事に報告する。知事は、報告書を再稼働の判断材料の一つとする考えを示している。
福井県議会も9日、各会派の代…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル